マインドコントロール と 日本人

マインドコントロールで不思議に思っていたこと。
それは・・
日本人だけが違う・・ということ・・



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「教会員は マインドコントロール を受けている」
そのように 他人(一般人)から指摘されるのは理解できます。


ですが・・統一教会の場合は 一般人どころか・・
同じ協会員でありながらも 海外メンバー からさえ


  「日本人はおかしい」 と思われていました。


  そのことを理解したのは・・
  アメリカに宣教に出かけた時でした。
    現地の白人男性(1800双)の方に言われました。
    「日本人って興進さんが犠牲になってイエス様の基準を超えたって
    話、信じているんだってな・・気が知れないよ」と。


    さらに・・とても同情されました。


    自分たちは教会の運営する会社で働いて給料を貰っているから
    いいけど・・
    (無報酬の)日本人はかわいそうだね・・と。
   
  「日本人はバカだ」というメンバーもいました。


   アメリカでキャラバンに乗って万物復帰をしていた時のこと
   運転していた西洋人メンバーが一人の女性を残しました。
   「服を脱げ」
   「アベルの言うことが聞けないのか」


   男性は罪に問われなかったとのこと。
    男性の言い分は・・
    「日本の女がバカなんだ。こちらがアベルといえば
     なんでもするんだから」


   (その言い分に・・女性も教会も男性を訴えることなどできなかったのでしょう)
   


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   そして私も同じように バカ だと思われていました。
    私がキャラバンに乗り、花売をしていた時のことでした。


      私が花売りとして与えられた場所に対して。


      「そんな危険なところへ・・
       日本人食口が何人も殺されているのに・・
       (言われるがままに行く)日本人はバカだ」と。


    それに対して私は・・
    (アベルの決めたことに従わないなんて・・
     
     原理を理解していない 


     ということと同じこと)そう思っていました。
     さらには・・
    (み旨のために死ねるのであれば本望。
     日本人は殺されても当然のことをしてきたのだから
     殺されて 当然 )そう思っていました。


    ですが・・そんな発想は・・現地メンバーからすると・・
      ありえないことだったと思います。
      一本200円のバラを売るために生命を掛けるなど
      考えられないことだったと思います。
      しかも事故が起こっても教会は何の責任も取らないのに。


     (その人も・・最後はため息でした。
      日本人には何を言っても無理、常識が通じない・・と)
      そう思われているようでした。



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ですがその時の私は・・ただ・・


日本人だけが違う ということが不思議でした。


海外メンバーが日本人のように「アベル絶対」にならないことが不思議でした。

「マインドコントロールがありました」・・by 私

文先生ワールドへ通じる 呪文 の言葉。
「私の聖名 真の御父母様 を通じずに神の下へ行けると思うな」


そして聖名を通じていく世界とは・・
「文先生ワールド(文先生に都合のいい世界)」


私は文先生ワールドへ行くつもりなどありませんでしたが
聖名を通じてその世界の扉を 開いていた ということ・・だったようです。



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聖名を通じることにそのような意味がある・・とは驚きでしたが・・
納得もいきました。


それは・・


「自分はマインドコントロールされていた」ということに気が付いた事でした。



  私は霊感商法の始まりを知っている者です。
  私が所属していた部隊から
  印鑑トークが生み出され、ツボの展示会が始まりました。
  印鑑にもツボにも霊的な価値を与えてきたのが私達の部隊でした。


なので
いろいろな方から「教会員はマインドコントロールされている」と
言うのを聞いてきました。


それに対して私は、其の度に「されていない。自分で判断し自分で決めた」と
そう答えてきました。


理由は・・私は最初の祈りからずっと


  「祈れば神様は私に答えてくださる」という確信がありました。


  そしてそれが私の支えとなっていました。


ですが・・


指摘してくださった方々の方が正解でした。


ただ・・
違っていたのは・・


その方々は


文先生によって・教会という組織によって・原理という教えによって


教会員はマインドコントロールされていると指摘してくださっていたのですが・・


そうではありませんでした。


私は 誰かによって・何かによって マインドコントロールされて
いたのではなく・・


日常生活のあらゆる場面で「天のお父様、真の御父母様・・」と
自分自身に呪文の言葉をかけ続けて


自分で自分に 「自己催眠」 していたのでした。


  そう・・
  「聖名」を唱え続けることによって・・
  自分で自分を「マインドコントロール」していたのでした。


  いついかなる時でもその門を開いて文先生ワールドの
  住民であり続けるように・・と、していたのでした。

「私の間違い」「私の勘違い」

結局・・
始めて祈った時も、その後の祈りも、


  自分では 神様に通じた と思っていたのは


単なる錯覚・思い込み・自己満足だった・・ということになるのだと思います。




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本当のところは・・


真実は・・


 自分が作った世界なのですから・・通じて当たり前・・


でした。
それを・・通じた・・と思い込んで喜んでいただけだったようです。


本当は・・始めて祈って・・あれほど通じたのには 裏 が カラクリ が
あったということなのだと思います。


それを・・錯覚してしまい・・
「ここは違う。ここは凄いところだ」と、自分で盛り上がっていたようです。




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そのことに(自分が通じていた世界は勘違いだった)
に気が付いたのは


門を破壊した後に行った


「天のお父様、真の御父母様・・」ではなく、
「神様・・」と・・祈って通じた世界・・でした。


そこは
今まで行っていた世界ではありませんでした。


・・本物と偽物の違いが比べてみて初めて分かるように・・
        神様と文先生ワールドには違いがありました。


一番の違いは クリア度 でした。
・・私が通じていたと思い込んでいた世界(文先生ワールド)は
  混沌としたまるで(霧ともやの中)でした。


・・神様もぼんやりとしていました。本当は太陽の光のように
  まっすぐに届くものなんですね。



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そう・・
私の教会での信仰生活は私の勘違いから始まったのでした。


そして・・私の間違いは・・
最初に祈りで通じた時に「ここは凄い」ではなく、
本当は(私の霊的な実力からして)「こんなに簡単に通じるなんておかしい」
でした。