「神に聞け」と言ったのは あなたではないですか

「私が再臨主であるかどうか神に直接問うてみるがいい」


  そう言っておきながら・・
  その言葉を実践すると・・
  「私を通さなければ神には通じない」・・と
  行く道をふさごうとする。


私は文先生の言葉の真意を知るために
祈りに没頭できる時間を作り
再度 霊界に 挑戦することにしました。



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私は祈りの中で 同じ霊界に行く ・・と 思っていたのですが


次に霊界に行った時は


あたり一面 真っ暗な闇でした。


上も下も 右も左も 前も後ろも


何も分からない 真っ暗な闇の世界でした。


私は前の時とはあまりにも違う世界に


呆然として しばらくの間 闇の中で立ち尽くしていました。


すると・・


振動が伝わってくるほどの大きな声がしてきました。


最初は恐怖で何を言われているのか


言葉自体が理解できないほどでしたが


聞きなれてくると それらは全て 私を否定する言葉でした。


「お前は 何者だ」
「お前に 何ができる」
「お前に 何がある」
「お前には 何もない」
「お前には 何もできない」


「お前はなんだ」
「何か成し得たことがあるのか」
「何もない」


言葉は止むことがなく次々と一方的に聞こえてきました。


しかも言葉自体が形を成しているように私を打ってきたのでした。


まるで


言葉が岩石となり私をめがけて飛んでくるように。



最初 何が起こっているのか分からない私は


その場で飛んでくる岩を避けるだけで精一杯でしたが


しばらくすると岩が一方向から飛んできていることに気が付きました。


それは真っ暗な世界の中で更に闇が濃いところでした。


その闇をじっと見ていると言葉の先に文先生が存在していることが


分かりました。


私は言葉の相手が文先生だと分かると・・


心の中に怒りが込み上げてきました。


私は怒りのままに言葉を発しました。


「うるさい。
 黙れ。
 祈れと言ったのはあなただ。
 何故 邪魔をする」と。


すると・・


私の言葉は剣の武器へと成ったのでした。


以前 始めて霊界に案内された時は
私の言葉は武器に成らず、遠くから聖士の闘いを傍観していただけ
でしたが、この時は私の言葉は武器へと変わったのでした。