「文先生の講話」・・韓国人向け

昔から・・
「日本の原理講論」・「日本語に訳されたの先生の講話」には、
韓国人には語られていても・・
日本人には伏せられている内容がある。
日本人には聞かれて不都合なことは省かれている。
とは、聞いていましたが・・


幸か不幸か・・
そのような修練会に一度参加したことがあります。


それは韓国人向けの修練会で、韓国祝福夫人のみでの参加のはずが・・
予定の人数に達しなかったために、急遽日本婦人が穴埋めすることになり
私はかき集められた内の一人でした。


5分の4ぐらいが韓国人で、5分の1ぐらいが日本婦人だったでしょうか。


その修練会では日本人は参加していないことになっていたようで・・
スケジュールの説明から、集会から、講義まで、すべて韓国語で
日本語の通訳は全くなく、私たち日本人は
一切無視されていました。


それでも・・修練生の中で数人の韓国語を理解できるひとが
いたので後から要点だけ教えてもらっていました。
ですが・・講義中などは「同時通訳は無理」ということで、
私にとっては全ての時間がまさに苦行でした。


そして、そのような日々が数日経った頃に ”先生が来られる”
との連絡がありました。
通訳はいない・・と言われていましたが、念のためにラジオを持って、
「アボジロード」を作って・・待っていました。


しばらくして・・韓国人の歓声で文先生が来られたことが分かりました。
最初、み言葉のようなものが語られていたようで・・
重い空気でしたが
数分すると・・韓国人から割れんばかりの拍手喝采がおこりました。
私には残念ながら・・何も分かりませんでしたが・・
とにかく韓国人が目を輝かせて、黄色い声をあげていたので
余程話の内容が素晴らしいのだ・・と・・理解しました。


  場は盛り上がっていたのですが、私たち日本人はまるで部外者のようでした。
  文先生は私たちの方を見ることもなく、準備したアボジロードにも
  こられず・・一言も日本語を話されませんでした。
  多分・・日本人がいることは文先生にも伝えられていたと思います。
  (私たちを完全無視していたことからも・・わかりました)
  そして通訳がいないことも。


その時の先生は、私が今まで参加してきた修練会では
見たこともない様子で、韓国人の輪の中で
  ・・満面の笑みで満足そうに、
    そしてなにより韓国婦人に気さくに話しかけていました・・


   ”文先生・・楽しそう・・
    こんな文先生を拝見することができて
    本当によかった。
    文先生が嬉しいのであれば私も嬉しい。
    文先生が楽しいのであれば私も楽しい。
   
    文先生の笑顔が見れたことが最高の祝福。
    今までの苦行の日々が、今・・報われた”
  
そう思っていると・・
突然・・ 「通訳が入っている・文先生と一緒にこられたかたが通訳を
      してくれている」 ・・と伝わってきました。


いそいでイヤホンを充てると・
会場に響き渡る韓国人の歓声に混じり・・
日本語の声が聞こえてきました。日本人でした。
 「日本をどうしたらいいですか?
  日本は韓国に借りがあるのです。
  日本はそれを支払わなければいけません。
  原理がそうなっています。
  日本は韓国を支配しました。だから日本にはその蕩減があるのです。


  ドクトは今、韓国の物です。
  次は九州です。
  日本は韓国に九州を捧げないといけません。
  それが原理です。
  
  そして、九州が韓国の物となって・・


  そうなって・・それでも・・
  まだ・・韓国と日本との間で経済に差があれば・・
 
  その時は
  日本は本州の半分を韓国の領土としなければ
  いけません。
  日本が韓国を半分にしたのです。
  韓国が分かれたのは日本に責任があるのです。
  だから日本は半分にされないといけないのです。
  それが原理です。それが蕩減です。それが摂理です。」


同時に韓国人から割れんばかりの歓声が上がりました。
中には両手を頭の上で叩き、飛びあがって喜ぶものもいました。


私たちは・・・言葉も出ませんでした。
只・・日本人の罪はそれほど重いのだ・・ということは
理解できました。
先生の言葉に有頂天になっている韓国人、冷水を浴びせられたように
押し黙っている日本人。


  だけど・・
  日本人食口が日本のGDPの半分を稼ぎ出すなんて・・
  そうしなければ・・日本の蕩減が晴れないだなんて・・
  そんなことは永久に不可能なこと・・
  
  それに・・
  戦後の焼け野原からどれほどの努力を日本人がしてきたことか。
  それに・・
  ”日韓基本条約で韓国のGDP相当の経済援助もしてきたはず。
  それに・・
  日本の経済の半分を支払うことが蕩減だなんて・・その数字の根拠は何処に
  あるというのか。


 だけど・・
 すべては、仕方がありません。
 この道を信じて、この道を行くことを決めたのは自分なのですから。
 
 皆さん、頑張りましょう、お互いに、最後まで。