「犬食」・・韓国人と日本人との味覚の違い 

最近の韓国人は 「犬食」 をしなくなったそうで・・


 ”アンケートによると韓国人の大半の人が犬肉を食べたことがないそうです”


ですが・・ある方のブログ記事から、「最近は旅行に来た日本人がよく食べる」
ということを知りました。


韓国人が犬を食べるのは、韓国の食文化なので・・
意見することはタブーだと理解していますが、
日本人が食べているのは、
多分・・
犬がどの様に飼われていて、どの様に殺されているのかを
知らないから・・だと思っているのですが・・如何でしょうか・・


  20年以上前の事です。
  私は韓国に3カ月ほど滞在したことがあります。
  住宅地と田畑が広がる片田舎でした。


  滞在して10日目ぐらいの頃、韓国に嫁いで来ていた一人の日本夫人が
  市場を案内してくれました。


  そこは、肉から野菜から衣服に日用品まで売っている大きな市場でした。
  かなりの人でごった返し状態でした。


  そこで私は豚肉を探していました。
  すると、いろいろと並べられた肉屋さんの中に日本では見たことのない肉
  を扱っている店がありました。
  店の柱木には・・3~4頭の幼犬が繋がれていました。


  最初・・見たことがない赤みの肉に鹿の肉かな? と思い・・じっと見ていると、
  案内してくれた夫人が


  「犬の肉よ。
   犬の肉を見るのは初めてなのね」と、いろいろと教えてくれました。


  「初めてだと違いがわからないでしょうけど、
   肉の赤みが濃いでしょ・・
   こっちでは赤犬と言って、
   こっちの人達の好みらしいの。


   生きて繋がれているのは自分達で飼って大きくしてから
   食べるための犬なの」


  「飼って食べるって・・自分たちで殺すということですか?」


  「そう、
   私は 見たことがないんだけど、
   殺し方が凄いらしいの。


   美味しくするためだそうだけど、
   頭をこん棒で、滅多打ちにするそうなの。


   そうすると、犬は怒りで血が逆流して・・
   肉の色に赤味がさらに増すんですって。


   こっちでは、そうした肉が一番美味しいといわれていて、


   犬はできるだけ残酷に殺すのがいいんですって


   残酷に殺せば殺すほど・・
   怒りの血が体中を駆け巡って・・
   さらにおいしい肉になるそうよ」


頭を滅多打ちにして殺すことは別の韓国人からも
聞いたことがあったので、殺され方は知っていましたが、
肉を美味しくするためにわざとしているのだとは初めて知りました。


日本人とのあまりにも違う韓国人の味覚に驚きましたが・・
   日本だと、
    ”手塩に掛ける・手間暇を惜しまない・
     わが子のように育てる”
     等、大切に育てられた物が美味しい。と、されています。
   そして
    ”殺すときはなるべく苦しまないように。
     血は肉を傷めるので早く抜く”
     そうした方が美味しい。と、されています。


それが、
韓国では・・
残酷に殺したほうが・・より美味しい。
怒りの血を全身に行き渡たらせたほうが・・より美味しい。
血まみれの肉のほうが・・より美味しい。


想像しただけで・・食欲がなくなりましたが、


多分・・
このことを知らなければ・・私も犬肉を食べたのではないか・・とは
思います。
なので・・多分・・韓国旅行で犬肉を食べている日本人は
興味本位で食べているのではないかと思います。
なので・・日本人には ”日本人の味覚” を大切にしていただけないかな・・
と思います。